3年前に山友と登った濃霧の地蔵岳、今度こそは飯豊本山を間近に見たいと思い、梅雨入り前にリベンジ。4時に起床し支度をし、予定時間4時半に車で迎えに行く。6時前に駐車場に着く。県外ナンバーが3台停まっている。
初めからいきなり鎖場の急登。鎖がある割にはそんなに急に感じず、手と足の四駆で登る。下ってくるときに分かったが、この鎖は下山する時のためだと思った。足腰が疲れ下りは抑えが効かず滑りやすくなる、そんなとき後ろ向きになり鎖を持ちながら下ると楽に感じた。
ブナ林のコースが心地いい。
御田の杉、雪にも折れることなくこの太さ、生命力を感じる。
花を愛でながら気持ちよく歩く。
ようやく地蔵岳に到着。
予定していたよりも一時間早く到着。視界に入った飯豊本山は画像で見るよりデカく近く迫力に満ちている。手を伸ばせば届くような錯覚を覚えるほど近くに見える。
ダケカンバと飯豊本山。今回の一番のお気に入り。
ダケカンバの群生地。ここから種蒔山まで群生地が伸びている。
歩くペースが速かったのでもしかしたら本山まで行き日帰りできるかもと山友と相談したが、いくら歩いても近くならない。無理をして帰りの体力が無くなる心配があったので、御坪までにして戻ることにする。
御坪付近から見た本山。近くに見えて遠い、やはり偉大な飯豊本山。
帰りはコシアブラ・ウドなど山の恵みを頂戴しながら戻る。行きは良い良い帰りは恐い~。こんなにアップダウンがあったのかと思うほど全身に堪える。やはり引き返して正解だった。