仕立て直し承ります

仕立て直しをする品物をお持ちください。表地・裏地を見せていただき、

ご希望をお聞きし、費用のお見積りをいたします。

 

遠方でご来店が難しい場合は、お客さまのお宅にお伺いします。

 

その場合、店から車で片道1時間半以内の距離を目安としています。

 

寸法は、①現状の寸法 ②新たに採寸して寸法を決める ③ちょうど

良い寸法のきものを採寸するなど、ご相談お受けします。 

 

仕立て直しとは

きものの表地は約12m(振袖は18m)の反物から作られています。その反物から、袖・身頃・衿・共衿・衽になる

パーツを直線断ちで裁断しています。

寸法に合わせ余分な布地が出ても内揚げに縫込むようにして、無駄が出ないようにしています。

きものは洋服と違い元々仕立て替えができるようになっているんです。


タンスの中のきものも、解いて洗い張りをすることで、元の縫い目や折り目を消すことができ、別の寸法で仕立て直すことができます。
その際に、胴裏や八掛を取り替えも可能ですし、何としても取れないしみは下前になるように仕立てることもできます。

 

お仕立て直しの流れ

●ご希望をお聞きします

お客さまの品物を見せていただきご希望をお聞きします。

着る人の年齢によっては八掛が派手だったり、胴裏が黄ばんでいたりする場合もあります。

 ご予算もあることですので、仕立て直しにかかる費用も概算でお見積りいたします。

●手作業での洗い張り

仕立て直す前に、きものを解いて洗い張りをする必要があります。

洗い張りは当店の作業場で、洗い・乾燥・仕上げなどの工程を手作業で行っています。

洗いの前の解き・は縫いの時に、しみや汚れ、生地の傷みを確認しながら行い、

作業中、そのことを頭に入れながら丁寧に洗っています。

●綿密な採寸と寸法決め

着る人に合った寸法は、きものの着やすさと気姿の美しさに影響します。

メジャーで体形を測らせていただき、今までの寸法データを参考にしながら

寸法を決めていきます。ちょうど良い寸法のきものをお持ちの場合は

そちらを優先いたします。

 

●仕立ては一級和裁技能士に依頼

 

当店の仕立ては全て手縫い仕立てです。技術と経験豊富な一級和裁技能士の方々に依頼しています。柄合わせのことや寸法のことなどで連絡を取りやすく、会って打合せする場合も多いため、車で行き来できる近隣の方にお願いしています。

 

私も仕立てをしています

お客さまがご来店された時お話をお聞きします。仕立て直しの場合、希望の寸法にできるか、お金をかける意味があるか、洗い張りで汚れがキレイにならない場合、どう対処するかなどお応えしています。お客さまに的確な説明ができるよう日々努めています。

着やすさと着姿が大切です

仕立てをする時重要なのが寸法です。当店ではお客さまの体型を採寸させていただき、採寸用のきものを着てもらう場合もあります。過去のデータと照合し寸法を決めていきます。お客さまの希望に合わせ、衿を深く抜かれる方や、胸の大きい方に合わせた寸法を調整し縫い上げています。

仕立てにかかる期間

仕立てをお受けし、洗い張りが出来てから約30日後の納品を考えています。お急ぎの場合は、遠慮なくお申し付けください。

 

再生実例

きものを羽織に仕立て替え

タンスの中のお母さま愛用だったきものを、自分に合うように羽織にすることにしました。

解いてから、洗い張りをし、新しい羽織裏をつけることに。

希望の袖巾になりました

以前の反物の巾は今ほど広くありません。袖巾を希望の寸法にするため、同じ布を接ぎ合わせる方法で巾を出しました。羽織の丈も今風に少し長めにしました。

 

洗い張り・解き・は縫い・羽織裏・仕立て代で 40,000円 税別

 絵羽小紋の身丈を長くする

古いきものを譲り受けても、着られない原因のひとつにサイズの問題があります。身長が以前より大きくなった女性たちには、裄丈・身丈・など短い場合があります。

 対処としては仕立て直して「身丈出し」をするのが一般的です。仕立て上がっているきものには通常8~10㎝の内揚げを取ってあることが多いので、その範囲で身丈を出すことになります。

問題は内揚げを取っていないきものです。用尺が足りなかったか、腰回りをすっきりするように内揚げを取らなかったかが考えられます。 内揚げがとられていないと身丈を出すことができないのです。

 

それじゃどうするか。そこで元のきものの持ち味を生かし、おはしょりで見えなくなる部分に別生地を接ぎ合わせることになります。なるべく表地と同じような色の生地を使い、着る人の腰ひもの位置を考え、確実におはしょりの裏、帯の下に隠れるようには縫います。

 

 帯を結ぶと接ぎ合わせた部分は完ぺきに隠れます。お譲りのきもので内揚げが取られていないきものの身丈がどうしても足りない場合はご相談ください。 

工賃は通常の仕立て代の30%増しとお考え下さい。 

洗い張り・別生地染め・新しい胴裏・仕立てで 70,000円 税別

 

 

紬のきもののお仕立て直し

きれいに見えてもいろいろなところにしみ・汚れ・変色があり、しみ抜き・洗い張り後、変色直しをすることにしました。

本草木染なので色の修正にも時間をかけて慎重に行いました。

 

 

時間をかけキレイにし、修復する作業を終え仕立て直しました。八掛は裾切れしていたので新しいものを使用、胴裏は洗い張りして再利用しました。

 

洗い張り・シミ抜き・変色直し・新しい八掛・仕立てで 45,000円 税別

 

 留袖の比翼地の付け替え

 

30年前の留袖の比翼地が黄ばんでしまいました。留袖の柄の部分にも黄変があり、汗抜きも必要な状態です。比翼を外し、留袖はプレミアム極上丸洗いにプラス黄変直し、比翼は漂白したあと再利用することにしました。

 

 

留袖も裏地もきれいになりました。比翼の黄ばみも白くなり、留袖に縫い付けて完成です。

プレミアム極上丸洗い・変色直し・比翼漂白・比翼付けで 28,000円 税別

 

仕立てに関する問い合わせ

 ℚ.若い時に作った小紋を出してみたら地味なので着られそうなんですが、カビの臭いもするし身巾が狭いみたいです。どうしたらいいですか。

A.解いて洗い張りでキレイにしてから仕立て替えをするのが一番いいです。カビ臭・しょうのうの臭いも取れますし、ちょうど良い寸法で仕立 

  てますので新品のようになります。

 

ℚ.身丈の短い大島紬を娘の身長に合わせて仕立てたいのですが、身丈が長く出来そうもありません。残り生地が残っています。  

A.残り生地があればおはしょり部分に「はぎ合わせ」をし、仕立て直せば身丈を長くできます。

 

ℚ.きものを着ると何となく裄が短い気がします。裄丈を長くできるか見てもらえませんか?

A.縫い代があれば長くできますが、どの程度長くしたいかで、長さ調整の仕方が違ってきます。裄丈直しで出来ます。

 

ℚ.振袖の袖を短くし、訪問着として着たいのですが、袖をつめることは出来ますか?

A.出来ます。現状の袖を単純に短くする方法と、袖の柄を生かして袖を短くする方法があります。

 

ℚ.胴裏だけが黄色く変色しています。どうしたらいいですか。

A.表地に汚れやカビなどが無く、寸法も変えなくて良いときは変色した胴裏を外し、新しい胴裏を付け替えすることもできます。

  もし、汚れやカビがあるときは、解いて洗い張りしキレイにし、新しい胴裏を使い仕立て直しをおすすめします。

 

Q.おゆずりの着物の八掛の色が派手でしっくりきません。八掛だけ交換できますか?

A.解いて洗い張りして仕立て替えか、八掛を外し八掛のみの交換もできます。

 

ℚ.一人で簡単に帯結びができる「つくり帯」にしてもらえますか?

A.お作りします。なごや帯・袋帯両方できます。 なごや帯は5,000円より 袋帯は6,000円より 税別

鈴 木 京 染 店

 

郵便番号  999-2232 

住  所 山形県南陽市三間通170

電  話 ☎0238‐40‐2101

営業時間 9:00~18:00

駐車場  6台

定休日  不定休

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